こんにちは、川畑です。
今回は、
「電脳せどりのやり方や稼ぐコツ、実店舗せどりとの違い」
というテーマでお話していきます。
電脳せどりと聞くと
- 専門的な知識が必要そう
- パソコンのスキルが高くないと無理そう
- 仕入先や売る場所がわからない など
上記のような不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
せどりはネットビジネスの中では、初心者でも挑戦がしやすく初期投資が少ないビジネスと言われています。
また、最初は思うようにいかないことが多いですが、リサーチや仕入れという作業に慣れてしまえば、1日2~3時間ほどの作業で月に5万円~10万円ほどの収入は十分に見込めます。
専業として本格的に活動すると、1年~2年ほどで50万円・100万円も不可能な額ではありません。
特に電脳せどりの場合、店舗せどりより制限がなく「時間的自由を確保しやすい」という魅力もあります。
そんな魅力的で挑戦しやすい電脳せどりについて、初挑戦の人でも活動できるように「電脳せどりに必要な準備品」や「稼ぐコツ」など「電脳せどりの基本」について紹介します。


1.電脳せどりとは?


電脳せどりとは「ネット上で商品を仕入れて、販売するせどり手法」の1つです。
ネット上で「商品の仕入れ」と「販売」が行えるので、全ての作業を自宅で行えるという魅了があります。
そのため、時間がないサラリーマンや主婦の方でも家の中で、できる仕事なので副業として挑戦する方も多いです。
作業に慣れてくると、電脳せどりで月収10万円~以上の収益も望めます。
2.電脳せどりのメリット


他にも電脳せどりならではのメリットもあります。
この章では、電脳せどりのメリットについて紹介します。
2-1.仕入れが簡単で、場所を選ばない
電脳せどりを行う場合、「モノレート」や「デルタトレーサー」など、商品リサーチをサポートしてくれるツールが豊富にあり、売れている商品を数値として確認できるので、初心者でも「店舗せどり」より、十分成果を上げることができます。
また、サイトによっては「こちらの商品も人気です」というような「関連商品」を表示してくれるので、そこから人気が高い(需要がある)商品を仕入れることも可能です。
他にも「どこにいても場所を選ばずに仕入れができる」というメリットがあります。
店舗せどりの場合は営業時間内に店まで足を運び、店内で商品をリサーチする必要があり、リサーチの間は行動範囲が店内に限られてしまいます。
しかし、電脳せどりの場合は移動中の「電車や車内」、「カフェでゆっくりしながら」など場所と時間を選ばずに商品リサーチと仕入れを行うことが可能です。
ネット環境さえ確保できれば、住んでいる場所や時間を気にすることなく好きなだけ、リサーチと仕入れを行うことができます。
在庫不足に悩む必要もない
特に地方でせどりを行っている場合に多いですが、地方だと専門店が少ないことも珍しくなく商品ジャンルによっては、在庫がない場合も多いです。
店舗せどりができる店自体も少ないことが多く、売れる商品をリサーチすることができても商品が手に入らない可能性もあります。
店舗せどりは、地域次第で儲かる儲からないの差が出てくるきますが、電脳せどりでは住む場所は気にする必要はありません。
在庫に関しても、1つのサイトにない場合でも違うサイトにあることが多く、在庫不足に悩むことも少ないです。
2-2.新しいジャンルにも挑戦しやすい
電脳せどりの場合は店舗せどりと比べて、新規ジャンル開拓を初心者でもおこないやすい手法になります。
店舗せどりの場合、せどり上級者であっても新規ジャンル開拓に挑戦しようとする場合、リサーチや商品選定などの手間がいつも以上に掛かるため挑戦する方は少ないです。
例えば電脳せどりでよく利用されるサイトの1つ「ヤフオク」では
- この商品も注目されています
- このカテゴリーの人気商品
上記のような今見ている商品ジャンルに関連する商品一覧が表示されます。
これまで、「ゲーム機」をメインに仕入れしていた方が、新しく「ゲーム機の周辺機器」に挑戦したいと思った場合、関連する商品一覧を参考にデータを集めると、周辺機器の知識がない場合でも、需要が高い商品を選ぶことができます。
2-3.時給で計算すると「店舗せどり」より高額
店舗せどりでは仕入れを行うお店へ足を運ぶ必要があります。
そのため
- 家からお店までの移動時間
- お店までの交通費 など
時間と費用が発生します。
移動時間中は仕入れを行うことが出来ないため、どうしても時間効率が電脳せどりより低くなってしまいます。
しかし、電脳せどりを行う場所はインターネットの中。
店舗を巡る必要はありません。
インターネット上で公開されているECサイトやオークションサイトで仕入れを行うため、売れる商品を見つけたらクリックのみで簡単に仕入れることが可能です。
2-4.全国にある商品の仕入れツアーが家でできる
電脳せどりを行う場合、移動距離・移動時間という概念がありません。
あなたが九州に住んでいても、北海道にある商品をクリック1つで購入することができます。
せどり仲間と一緒に、スカイプなどで話しながら仕入れツアーをするもよし、1人で黙々と仕入れツアーを行うのもよしです。
そのため、店舗せどりでよくある「仕入れる商品がなく交通費が赤字になる」というリスクも回避することができます。
3.電脳せどりのやり方【準備編】


「電脳せどりをやろう!」と決意したら、まずは準備すべきものを用意しましょう。
主に行うことは
- 資金集め
- ツールの準備
- 仕入れサイト決める
人によって多少の違いがありますが、最低限、上記3つの準備を行えば「電脳せどり」を行うことができます。
3-1.せどり資金を集める
電脳・店舗問わず、せどりを行う場合は商品を仕入れる資金が必要です。
販売する商品ジャンルによって仕入れ資金も異なります。
例えば、家電製品やゲーム機を仕入れる場合は、仕入額も高くなることが多いので仕入れ資金を多めに用意しておく必要があります。
ですが、せどりを始める初心者の方が、仕入額が数万円もする商品で勝負をすると失敗する可能性も高いです。
資金が多いことに越したことはありませんが、最初は5万円ほど用意しておけば問題ありません。
もちろん「いきなり5万円は怖い」と感じる方は、仕入額が安い商品ジャンルを選ればよいので、1万円でも2万円でも大丈夫です。
3-2.各ツールのインストールや登録
せどりは売れる商品をリサーチすることが重要です。
リサーチを疎かにすると利益は小さく、しっかり行い計画を立てて仕入れ・販売を行うことで利益が大きくなります。
リサーチは、ツールなしで行うことも可能ですが、効率が悪くリサーチ精度が落ちてしまいます。
そのため、電脳せどりを行う場合は「せどりツール」を使用するのが基本です。
無料で使える優秀なツールは
- モノレート
- デルタトレーサー
上記2つは効率良くリサーチを行うことができるので、「電脳・店舗問わず、せどりを行うならインストール必須」のツールです。
上記2つは必ずインストール・会員登録をしておきましょう。
3-3.仕入れサイトの選定
電脳せどりはECサイトやフリマ・オークションサイトで商品を仕入れて販売します。
そのため「どこで仕入れてどこで売るか」決めておかないといけません。
仕入れを行う商品ジャンルによって対象商品の多い少ないがありますが、おすすめのサイトは
- ヤフオク
- メルカリ
- ジモティー など
上記3つは、取り扱い商品が豊富で売れる商品を探しやすい仕入先になります。
特に、「せどり初心者」や「資金を用意することが難しい方」におすすめなのが「ジモティー」です。
ジモティーは、不用品を格安または無料で譲り合うサイトなので運が良ければ、思わぬ掘り出し物が無料で手に入る可能性もあります。
1つ注意しておきたいのは「仕入先を1つに絞らない」という点です。
商品ジャンルが多いといえ、時期やタイミングで在庫の有無が変わります。
そのため、1つの仕入先だけでは、思うように仕入れができない場合もあるので、仕入を行う場合は常に複数の仕入先から商品を選ばないといけません。
4.電脳せどりのやり方【リサーチ編】


せどりでは、「購入した後に商品を売る方法」を考えるのではなく「事前に売れる商品仕入れる」ことが重要です。
つまり、せどりビジネス成功の鍵は「リサーチ」に掛かっています。
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、リサーチ方法はツールを利用することで簡単にリサーチすることが可能です。
主なリサーチ方法は
- リサーチに前に商品ジャンルを決める
- ツールを使って商品リサーチを行う
上記2つです。
4-1.仕入れる商品ジャンルを絞る
様々なジャンルを広く取り扱った方が「様々な客層が購入してくれる」と思い、雑貨・服・ゲームなど、幅広い商品を取り扱っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、それで利益を上げ続けることができるのは、せどり上級者です。
商品ジャンルごとに需要や値段の動きが違うため、複数のジャンルを取り扱う場合は様々な角度から商品リサーチを行う必要があります。
リサーチ難易度が跳ね上がるため、せどり初心者のうちは複数のジャンルを取り扱うのではなく1つに絞り、慣れてきたらジャンルを1つ増やすという方法が無難です。
4-2.ツールを使ってリサーチを行う
せどりはリサーチツールを使いながら売れる商品を探すのが基本です。
「3-2.各ツールのインストールや登録」で紹介した、せどりツールを利用します。
せどりツールを利用すると下記画像のように、グラフや数値で商品の売れ筋や在庫の有無を確認できます。


売れる商品をデータとして「見える化」できるため、リサーチの効率と精度が格段の向上します。
5.電脳せどりのやり方【販売編】


資金を集めて売れる商品を仕入れたら、いよいよ販売です。
リサーチまでを頑張れば後は、出品すると勝手に商品が売れるので、販売で特に気負うことはありません。
気負う必要はありませんが「注意しておいた方がよいこと」や「できるなら意識したいこと」などがあります。
主に
- 販路は複数持つ
- 海外にも目を向けてみる
上記2つです。
5-1.販路は1つにせず、複数で販売する
仕入れでも販売でも言えることですが、1つのサイトで仕入れや販売を行うことはおすすめできません。
特に、販売ではサイトによって購入される商品のジャンルも偏ることもあります。
例えばメルカリでは、アパレル関係が売れやすく、ブランド品は売れにくいことが多いです。
もちろん、全く売れないわけではないですが、売れるまでに時間が掛かることが多いので、在庫回転率が低くなる可能性が高くなります。
そのため、売りたい商品ジャンルに合わせて販売サイトを決める必要があります。
また、商品ジャンル以外にもライバルの多さも検討しないといけません。
せどりでの販売先として利用されることが多い「Amazon」は、商品によってはライバルが多いこともあります。
ライバルの商品に埋もれてしまっては、誰も見てくれないので売れ残る確立も高いです。
そのため、複数の販路をみつけて、できるだけ多くの人に商品を見てもらうようにしないといけません。
5-2.余力ができたら海外へ販売もあり
せどりビジネス挑戦中に、まだ作業内容を増やせると感じた場合は、海外への販売も検討すると良いかもしれません。
日本製品は海外で人気があり、ダイソーで100円で買った商品が、600円・800円で売れることもあります。
他にも、ゲームソフトや漫画・アニメのDVDなど、探せば海外で需要が高い物はたくさんあります。
できれば、中学生3年生程度の英語レベルがあることが望ましいですが、翻訳機能が充実しているので、英語が話せない方でも十分販売することが可能です。
「販売方法」や「購入者とのやり取り」、「サイトのルール」や「審査」など手間が掛かるので、せどり初心者にはおすすめできません。
しかし、手間が掛かるだけに他のライバルが少ないです。
そのため、せどり中・上級者にとっては、商品次第では独占販売できる可能性もあるので、余力ができたら挑戦してみる価値はあります。
6.電脳せどりで稼ぎ続けるためのコツ


せどりビジネスは「稼げる人」と「稼げない人」がいるので、誰でも簡単に稼げるビジネスではありません。
しかし、ネットビジネスの中では稼ぎやすいジャンルではあります。
では、なぜ「稼ぎやすいビジネスなのに失敗する人が多いの?」と疑問に感じる方も多いと思います。
せどりで失敗する人にある共通点があります。
この章では「電脳せどりで稼ぎ続けるコツ」について紹介します。
6-1.諦めずに販売をおこなう
諦めないでおこなう、と言うと「精神論を語るのか」と怒られてしまいそうですが、電脳・店舗せどり関係なく、仕入れた商品が即売れるということは頻繁にはおこりません。
もちろん、出品して数時間で売れる場合もありますが、需要がある商品でも仕入れて1,2日後に売れることが多いです。
せどり初心者の場合は、リサーチで失敗する回数も高く、中々売れないことも多いでしょう。
そのため、結果がすぐに反映されず、「自分には向いていない」・「ネットビジネスは稼げない」など誤解してしまい、モチベーションが大幅に低下することもあります。
せどりを紹介しているサイトで「初月で利益100万円突破!」というサイトを見かけます。
しかし、せどり初挑戦の方が初月で利益100万円は、不可能ではありませんが一握りの成功者に限ります。
せどりで成功している99%の人は、結果が反映されていなくても諦めずに、試行錯誤をおこなってやっと手にした成功です。
せどり成功者が通っていった辛い道を今度は、あなたが諦めずに、一歩一歩踏ん張って歩いていく必要があります。
「結果がでるまで継続する」という強い決心と覚悟をもって続ければ、成功への道は開かれるはずです。
6-2.在庫回転率を意識する
せどりを行う場合、せどり資金を枯渇させないように管理する必要があり、日頃からの資金管理が重要になってきます。
そのため、せどり成功への道は短期的な「利益率」ではなく「在庫回転率」を意識して商品を仕入れる必要があります。
利益率のみを意識して商品を売ることで、高い利益を得られそうですが利益率だけでは見えない大きな落とし穴があります。
例えば
- 売れると利益1000円の商品A(月に1個売れる程度)
- 売れると利益500円の商品B(月に4個程度売れる)
利益率だけを見れば、商品Bより商品Aの方が利益が500円高いです。
しかし、月の売り上げで見てみると利益率が低い「商品Aの利益は1000円」で「商品Bは2000円」となり、利益率が低い商品の方が利益が多くなります。
利益率だけに意識しすぎて回転率の確認を疎かにすると、利益が少なくなる可能性もあります。
そのため、所有している商品どのが、月に何個程度売れているか(回っているか)リサーチ段階で、しっかりと把握してく必要があります。
在庫回転率について興味がある方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
7.まとめ


いかがでしたでしょうか。
今回の要点をまとめると
- ネット上で商品の仕入れ~販売まで全て行うことを「電脳せどり」という
- 電脳せどりは、時間効率も良く交通費なども必要ないので少ない資金で行える
- せどりのリサーチはツールを使って効率的に行う
上記3つです。
電脳せどりという名前を聞くと難しそうに感じますが、店舗せどりと行うことは変わりません。
また、リサーチをツールを使いながら、常にデータを見た状態で商品を選べるので、店舗せどりのように人目を気にしたりもする必要がなく、気兼ねなく仕入れが行えます。
せどりは、非常に少ない資金で挑戦できるビジネスです。
興味があるけど失敗が怖いと感じる方は、需要があり仕入額が小さい「消耗品関係」で挑戦してみてはいかがでしょうか。
仕入額が小さいため利益率は低いですが、消耗品なので回転率は高いです。
利益が小さいのでお小遣い程度しか稼げませんが「せどりで稼げる!」と実感できれば、次のステップにも挑戦しやすいかもしれません。