こんにちは、川畑です。
今回は、
「起業のアイディアが見つからない原因と0から起業して成功する方法」
についてお話させていただきます。
起業をしたいと考えた時、「何をすればよいのだろう」とアイディアが思いつかず行動ができないという人が多くいます。
「起業で成功している人たちは良いアイディアを思いついた運のある人たちだ…」
「自分には良いアイデアが思い浮かばないから起業なんてできない…」
と考えていませんか?
実はこれは大きな間違いなのです。
確かにアイディアは大切ですが、アイディアはあくまで手段のひとつです。
実際、当ブログの監修者である川畑昌弘も、起業当初は何から始めたらいいか分からず、アイデアも何も思いつかなかった時期がありました。




このように、起業を始めるときにアイディアがないというのは至極当然のことであり、そこを嘆く必要はありません。(むしろ誰もが通る道なのです。)
起業のアイディアとは自分でいろいろと考えて行動することによって、自然と浮かんでくるものなのです。
この記事では、
- 起業のアイディアが見つからない理由
- 起業のアイディアを無限に生み出し続ける具体的な方法
- 起業を成功させるために必要なこと
についてご紹介します。




1. 起業のアイディアが見つからない3つの理由
なぜ起業のアイディアが見つからないのでしょうか。それぞれ考えられる理由をご説明いたします。
1-1.自分ができることを考えていない


起業のエリアが見つからない人の多くは、自分でできることを考えていません。
自分の能力にあっていない内容のことを考えていては、いつまでたっても起業のアイディアを見つけることができないのです。
逆にいえば、起業のアイディアを出すためには、まず自分に何ができるかを考えることから始めてください。
起業してからも成功をしている人たちは、
- 他の人もっていないスキルがある人
- 他では考えていなかったことを考えた人
- 他の人が考えていたけど実際には実行していなかったことを実行した人
などさまざまなのです。
1-2.資金面で無理がある


例えば、資金の準備が全くないのに飲食店を開業することは無理があります。
1つのお店を構えるのに最低でも1000万円の資金が必要と言われています。
でも、自分が持っている資金は10万円しかない。
といった状態では、アイディアを出す以前の問題になってしまいます。
起業のアイディアを考える時、資金面で無理がないようにすることが大切です。
起業はある程度やってみないとわからないとはいえ、多くの資金をかけてリスクがあることはできません。
現在では、インターネットを使って、ほとんど資金を使うことなくビジネスを始めることがでいます。
例え失敗したとしても、起業をするための経験を積むことができるため、次に活かすことができるのです。
現在では資金がほとんど必要なく企業をすることができるので、さまざまなチャレンジをすることができるということですね。
1-3.起業をする目的がはっきりとしていない


起業のアイディアがないと悩んでいる人の多くは、起業をする目的がはっきりとしていない人が多いのではないでしょうか。
たとえば、社長になりたい、儲けたいといった目的ではなかなか起業のアイディアが浮かんでくることは難しいです。
なぜならそういった目的は、自分が中心軸に定まったものだからです。
自分を中心軸に物事を考えようとしても、出てくる考えは、今まで自分が生きてきた人生の延長線上のものになることが大半です。
それでは、仮にアイディアが出たとしても、自己満足のものにすぎずビジネスとして活かすことは難しいです。
起業する上では、
- こういった悩みをもっている人を助けたい
- こういう商品があれば生活が楽になるのではないか
といった人様の考えを第一にとらえた目的を定める必要があります。
2.起業はアイディアありきでするものではない
起業のアイディアが思いつかない人は、「良いアイディアがないから起業ができない」と考える人が多いのです。
しかし起業はアイディアありきでするものではないのです。
2-1.アイディアはあくまで手段
アイディアがあるからと言って、すぐに起業できるわけではありません。
アイディアはあくまで一つの手段にしかすぎないからです。
まずは自分でできることを探すことにより、行動をおこすことが大切です。
その中でアイディアが生まれるものなのです。
2-2.お客様の悩みや課題を解決することが大切


起業して成功するためには、お客様の悩みや課題を解決することが大切です。
たとえば最近ユーザーがどんどん増えている「ウ―バーイーツ」。


ウーバーイーツは、
- なかなか外食する時間がない
- 家でゆっくり食べたいけどコンビニエンスストアや出前はもうあきた
といった方の問題を解決しているのです。
ウ―バーイーツのユーザーだけではなく、レストラン側も顧客を増やすことができるわけですから、まさにウィンウィンの状態なのです。
このように、「こういったことをすれば助かる人たちが増えるのではないか」と考えることが重要なのです。
スマートフォンの普及により、年配の方でもスマートフォンを使っている方が増えています。
しかし年配の方が機能を覚えるのは難しく、ある程度の知識がないと電話で聞くのも容易ではありません。
そこで設定などをしてあげるだけでも喜ばれるでしょう。
このように自分で普段生活をしていて、「こういうのがあればいいな」と感じた時、また他の人と話している時でも起業のアイディアを思いつくことがあるのです。
それらをメモしておいて、実現できそうなことから始めていけばよいのです。
簡単にできると思ったことでも、他の人にとってみたら大変なことも多くあるのです。
3.起業のアイディアにつながるネタの探し方
起業のアイディアにつながるために、さまざまな工夫をする必要があります。
3-1.いろいろな人に会う


さまざまな人に出会うことで、今までになかったような発想や、考え方に出会うことがあります。
- 異業種交流会
- 起業イベント
- 起業セミナー
など、人と会う機会はいくらでもあります。
世の中には多くの人が起業して成功しており、成功者からの話を聞くことも大切です。
起業セミナー等のイベントでは、成功者から話を聞くだけでなく、同じ企業を目指す人たちと交流もできるのです。
そうすることで、情報交換をすることができ、一人で悩むことがなくなります。
いろいろな人に会ったら、話を聞くだけではなくて疑問に思ったことを質問することも大切です。
一方的に話を聞いてみてはなかなか身につかないものです。
年代や国籍の違う方など、いろいろな人と出会うことも大切です。
自分では思いもつかないようなことを吸収できる可能性が十分にあります。
また他の業種の方と話をするのも大切です。
ビジネスは広い目で見ることも大切であり、情報を集めることも必要です。
自分の足で人と会って話した情報は、ネットや本に載っている情報にはない唯一無地のものになります。
3-2.いろいろな本を読む
経営者や起業家の本はもちろんのことながら、起業とは関係のない本でも、起業のアイディアにつながる可能性があります。
3-3.行ったことのない場所へ行く


これまでに行ったことがない場所へ行くことも大切です。
今までみたいなことがない違った文化や、それぞれの土地に風土があります。
住む地域によって、考え方が大きく違うことに気づくことができるでしょう。
3-4.経験したことをないことをする
これまで経験をしたことがないようなことをすることで、あらたなイメージがわいてくることもあります。
ビジネスに直接関係なくても、例えば趣味で他のスポーツを始めるなどなんでもよいのです。
3-5.成功するイメージがわくか


起業した後に、どのように成功するのかある程度のイメージを持つことは大切です。
全く成功するイメージが持てないのに、起業したとしても成功することは難しいです。
起業をするアイディアだけではなくて、成功するイメージまで持つことができる内容を選ぶことが大切です。
3-6.最初からオリジナルは難しい
起業して成功するためには、ライバル会社との差別化は大切です。
しかし初めからオリジナルを作ることは非常に難しいです。
まずは成功している企業や成功している人たちのまねをして、良いところを盗むところが大切です。
3-7.マーケットを確認する
主力となる商品もしくはサービスが、今現在どのようにニーズがあるのか、また今後2年後、5年後、10年後先のことまで考えることが大切です。
例えば、携帯電話も10年前と今では全く形態が変わっています。
10年前はガラケーが主流でしたが、今はスマホです。
(ガラケーという言葉自体が死語になってると言っても過言ではないほど、使っている人を見なくなりました)
そのスマホも10年後はどうなっているかはわかりません。
このように、商品1つをとっても時代によってその形態は変わってきているんです。
大事なのは、どんな時代になっても通用する、一時的ではないアイディアなのです。
4.良いアイディアは時代によって常に変わる
良いアイディアは時代によって異なるため、現在のトレンドをつかむ必要があります。
4-1.時代に合わせる必要がある
いくら良いアイディアがあっても、成功するイメージがあったとしても時代にあっている必要があります。
例えばスマートフォンが普及している時と、していない時とではニーズは大きく異なります。
ガラケーのときは通話やメールがベースでしたが、今では第二のゲーム機と呼ばれるくらい機器そのものの性能が向上しています。
そうすると、携帯電話に求められている機能が「電話・メール」になっていたのが、ゲームを快適にプレイするためのものに変わってくるのです。
そうなると、そこから出てくるアイディアも必然的に変わっていきます。
4-2.SNSを活用する


現在では Facebook や Twitter など、 SNS を使ったマーケティングが主流です。
また YouTube などの動画コンテンツを使って宣伝をする事もよく見かけます。
Facebook や Twitter は拡散力があり、少しでもお客様に良いと思ってもらえると、拡散してもらうことができるため大きな宣伝となるのです。
また多くの企業の担当者が、日頃の生活や思ったことなどをツイートすることにより多くのファンを取得しているケースがあります。
このように起業をする良いアイディアを見つけるためには、SNSを効率よく利用することが大切でありさまざまな企業の Facebook や Twitter などを見てみると良いでしょう。
4-3.スマートフォンを使った事業
現在ではパソコンを持たずに、スマートフォンでパソコンの代わりにしている人たちも多くいます。
また、自宅ではパソコン、外ではスマートフォンを使ってネット検索やオンラインショッピングなどをしている人はたくさんいます。
スマートフォンのユーザーが今後大幅に減ることは考えにくいですから、スマートフォンを使った事業は現代のニーズにあっているのです。
またスマートフォンを使う場合は、資金もほとんど必要ない場合が多いので起業を始めやすいといった利点もあります。
4-4.WEBでアンケートをとることができる


起業を始めるにあたって、顧客のニーズを聞きたいけどなかなかそれができないといった方もいらっしゃるでしょう。
しかし現在では、WEB上で、アンケートをとることができます。
CREATIVE SURVEYやGoogle Driveなどさまざまなサービスを使って、無料でアンケートをとることができるのです。
またアンケートをとった結果は、統計を取ることができるので今後に活かすことができるのです。
他にもTwitterにもアンケート機能があり、例えばどちらのサービスを売り出すか考えている時など、人々の声を聞くことができるのです。
4-5.シェアリングエコノミー


シェアリングエコノミーとは、現在使われていない資産などを活用することで、新たしい何かを見出すことをいいます。
中でも大きな注目となっているのはクラウドソーシングです。
企業側にとっても必要な人材や物資などを集めることができ、自社で人材を育てるよりも、必要な分野に特化した人材を集めることにより、より成果を得られることができます。
またユーザー側にとってみても、これまでは働く機会がないような大企業で大きなプロジェクトを任させる機会が増えたのです。
シェアリングエコノミーが発展したのは、モバイルやタブレットの普及が背景にあり、ユーザーにとって、スマートフォンだけを使ってサービスを利用できることが多く、多くの人たちが利用しやすい環境にあるのです。
またシェアリングエコノミーを提供する側にとっても、スマートフォンで利用できることにより、管理が一段と楽になったのです。
Uberやカーシェアリングもこのシェアリングエコノミー市場から生まれたサービスです。
Uberとは、一般人が自家用車を使ってタクシーのようなサービスを行います。
予約から支払いまでスマートフォンのアプリで行うことができる他、タクシーより割安なので海外で需要が高まっています。
また運転手の立場でも、好きな時間だけ仕事をできるので、メインの仕事の他に副業として行っていることが多いのです。
日本でもUber Japanの設立以降ユーザーが増加しており、ドライバーにとってもやはり好きな時間で仕事ができるという点で支持をされているのです。
子供を学校に送った主婦や、学生などさまざまな人が運転手をしているのです。
このようなサービスは車の運転以外にもさまざまなことで考えられるため、シェアリングエコノミーは今後もマーケットが拡大していく可能性が高いのです。
このことからも、何かシェアをすることで、人々の暮らしがよくなるのではないかとアイディアにつなげることができるのです。
4-6.誰にでもチャンスがあるということ


時代にあわせたニーズを使うことは、簡単なことではないのですが逆に言えば誰にでもチャンスがあるということも言えます。
時代によって変化がなければ、経験者や実績のある人に勝つことはなかなか難しいのです。
今はさまざまなビジネスがあり、たとえば他の人ができないようなスキルがあればそれはビジネスにつなげるチャンスがあります。
例えば宛名を上手に書ける、似顔絵を描ける、イラストを描けるなどのスキルはビジネスにつながります。
苦手な人にとって、これらのスキルが必要になることがあるからです。
また一般的に「面倒である」と考えることを、代行するサービスもあります。
たとえば、
- 花見の場所取り
- チケット購入のためなどの行列に並ぶ
- パソコンの設定
などお金を払ってでも変わって欲しいと考える人はいるものです。
5.まとめ
起業のアイディアがないとお悩みの方は、いくつか原因が考えられます。
いきなりアイディアを考えることは容易ではありません。
まずは自分が何をしたいのか、また人々がどのようなことに困っていてどうすれば解決をするのかを考えると良いでしょう。
アイディアがあるから起業が成功するわけではなく、あくまでアイディアは一つの手段であり、起業をするためにはどうするのかを考えることが大切なのです。
幸い現在はインターネットでさまざまな情報を集めることができ、インターネットを使って起業をできます。
費用もほとんどかけずに起業を進めることも可能なのです。
最終的には、起業をしてみないとわからないことが多く、また成功させるためにはある程度の経験が必要です。
自分が何をできるかを考え、資金面などできる範囲で何かを初めてみると良いでしょう。




それでは、今回はここまでになります。
ありがとうございました!