こんにちは、川畑です。
今回は、
「起業するなら必ず知っておきたい3つのポイント」
というテーマでお話していきます。
「起業したい!…けど何からしていいのか分からない」
と、起業したいという思いがある一方で、こんな考えが頭をよぎって一歩前を踏み出せない人も多いかと思います。
でも、インターネットが浸透した現代において、起業というのはほとんどの人ができるほどハードルの低いものになりました。
今まで何のビジネス経験のなかった大学生や主婦でも、インターネットを用いた起業をすることによって、多大な成果をだすことができるような時代になっているのです。
僕自身も、大学生の頃に起業して、月100万円以上の収入を得ていましたし、数多くのコンサル生も指導して成果を出させてきました。
これも全てはインターネットを用いて、リスク・コストを最小限に抑えた起業ができたからだと言えるでしょう。
そこで、今回の記事では起業をするにあたり、
- 起業しても生き残るポイント
- 今から起業するならおすすめしたい業種
- 絶対にやめたほうが良い業種
この3つのポイントをご紹介します!
注)この記事は「個人起業」を前提にしています。
- サラリーマンから独立したい人や社会に捕らわれず自由に過ごしたい人
- 起業に興味あるけど失敗したくない人
という方には特におすすめですので、是非最後まで読んでみてください。


それでは早速はじめていきましょう!
1.これからの時代で起業して生き残るための4つのポイント
世の中には数えきれないほどの商品やサービスがありますが、これから時間が進むにつれて、さらに増加していきます。
競争が激しくなる中で生き残るのは簡単ではありません。
実際に起業5年以内に80%のビジネスが廃業し、残った20%のビジネスも5年後には80%廃業しているというデータも出ています。
「5年の壁を超えることができるのか?」は第一の壁と言えるでしょう。
現代ではどんなことでもビジネスにすることができますが、起業するなら押さえておかなければいけないポイントがあります。
これからの時代で起業して生き残るために必要な最低条件となるので覚えておきましょう!
1-1.起業するなら押さえておく!生き残るためのポイント1:利益率が高い
ビジネスをする際に最も重要なのが利益率です。
利益率とは販売した商品の売上から仕入れ値を引いた金額で販売価格ではありません。
例えば1つの商品が1,000円で売れ、仕入れ値が900円の場合、利益は1,000円-900円=100円となるので利益率は10%。
1つの商品が500円で売れ、仕入れ値が100円の場合、利益は500円-100円=400円で利益率は80%です。
起業をしても利益が無ければ運営をしていくことは不可能です。
起業をするならば「高く売れるか?」ではなく「利益率が高いか?」を基準に考えることが大切です。
1-2.起業するなら押さえておく!生き残るためのポイント2:在庫を持たない
スーパーやアパレルショップのように在庫を抱えなくてはならないビジネスは起業にあまり向いていません。
在庫の維持に費用が掛かり、売れ残った場合には仕入れ値の分が丸々赤字になってしまいます。
在庫を持たないビジネスであれば売れ残りや劣化の心配がなく、損失を出すリスクを減らすことができます。
在庫を保管しておく場所や商品の状態を維持するための固定費も掛かりません。
在庫を持たないということは損失のリスクを減らしながら固定費を浮かせることができ、一石二鳥なのです。
1-3.起業するなら押さえておく!生き残るためのポイント3:小資本で始められる
起業をする人の中には借金をして起業する人もいますが、初めて起業をする方はいきなり大金で起業することはやめましょう。
起業してもすぐには稼げません。軌道に乗るまでは売上が0の状態で運営することになります。
小資本でできるビジネスは赤字の間でも運営しやすく、大手企業の参入で収入が減っても固定費を掛けていないため赤字になる可能性が低くいので、廃業に追い込まれるリスクも減らせます。
1-4.起業するなら押さえておく!生き残るためのポイント4:定期収入がある
流行りの商品やサービスには力があり、かなりの収益が見込めますが、ブームは去っていきます。
現状で人気があっても、ブームが去ってからも同じだけの収益を上げ続けることは不可能です。
安定した収益が欲しいなら一発屋で終わるブームに肖るのでなく、今後も需要があり定期収入が見込める商品やサービスを取り扱うようにしましょう。
起業は「それ自体が目的ではなく、どう運営し、ビジネスを続けていくのか」が大切なので、目的を間違ってはいけません。
2.起業するならおすすめしたい業種3選
「これからの時代で起業して生き残るためのポイント」について上記でお話ししましたが、実際に紹介した条件を満たしている業種を紹介します。
結論を先に書いてしまうと
- アフィリエイト
- コンサルタント・教室業
- せどり
この3つが起業するならおすすめしたい業種です。
では、なぜ「アフィリエイト」「コンサルタント・教室業」「せどり」が起業するならおすすめしたい業種なのか?
それぞれ詳しく解説をしていきます。
起業するならおすすめしたい業種 1. アフィリエイト
起業するならおすすめしたい業種の1つ目は「アフィリエイト」です。
アフィリエイトとは成功報酬型広告のことで、自身のWebサイトやブログに広告(企業の商品やサービス)を載せます。
そして、その広告を見た人が商品やサービスを購入すると報酬が支払われるという仕組みです。
アフィリエイトのメリット
アフィリエイトのメリットは、ほぼ不労の所得を得ることができる点です。
自身のサイトに広告を載せてしまえば、24時間勝手に商品の紹介をしてくれます。
放置してても報酬が得ることができるので、寝ている間でも稼ぐことが可能です。
1度売れる仕組みが完成すれば、勝手に商品が売れていくので、ほぼ不労の所得を得たい人にはうってつけです。
ただ、そう簡単に仕組みは作れないので、楽して儲けられると思うのはやめましょう。
アフィリエイトのデメリット
アフィリエイトのデメリットは、「成果が出るまでに時間が掛かってしまうこと」「様々なスキルが必要なこと」です。
すでに自分のWebサイトやブログを持っている方であれば、すぐにアフィリエイトを始めることができますが、持っていない方はサイトを作ることから始めなければいけません。
サイトを作ってもアクセスが無ければ報酬も発生しないので、アクセスを集める必要があります。
広告を見てもらうだけではなく、広告を見て商品を購入してもらわないと報酬が発生しないので、人を行動させる文章力も必要です。
生活できるだけの収入を得るには3ヶ月~半年ほど掛かってしまいます。
ただ得られるスキルは今後の社会でも役立てられるので勉強しながら稼ぎたい!という方にはおすすめです。
起業するならおすすめしたい業種 2.コンサルタント
起業するならおすすめしたい業種の2つ目は「コンサルタント」です。
コンサルタントを簡単に説明すると「人の相談に乗り、悩みを解決し、報酬を得る」ことです。
コンサルタントの職種は豊富で、経営の立て直しや販売促進を行う経営コンサルタント。
個人に合わせたワインを紹介するワインコンサルタントなど様々な職種が存在しています。
職種が多く定義があいまいになりますが「コンサルタント=専門家」と考えてもらえればOKです。
コンサルタントのメリット
コンサルタントのメリットは初期費用が掛からないことです。
知識をお金に換えるビジネスなので、固定費や人件費等の経費が掛からず身一つで起業することができます。
必要な経費が少ないので、頂いた報酬のほとんどをそのまま収益にすることができ、年収1,000万円程度であれば軌道に乗ればすぐに達成することが可能でしょう。
コンサルタントのデメリット
コンサルタントのデメリットは集客が難しいことです。
コンサルタントは悩みを解決する仕事。
もし仕事上で悩みができたとき名前も素性も知らない人に悩みの相談をするでしょうか?
少なくとも僕だったらしません。
一度、契約し信頼を得ることができれば継続的に仕事の依頼が来ます。
しかし、お客さんに選んでもらうため、日々努力、ライバルとの差別化が必須なので、まずは営業力や集客力を身につけなくてはいけません。
起業するならおすすめしたい業種 3.せどり
起業するならおすすめしたい業種の3つ目は「せどり」です。
せどりを簡単に説明すると「安く商品を仕入れて、高く売り、利益を生み出す」ことです。
せどりと聞くと怪しい商売ではないか?とお考えになる人もいるかもしれませんが、この「安く仕入れて、高く売る」という行為は小売業で必ず行われています。
スーパーや家電量販店も商品を安く仕入れ、高く売ることで利益を生み出しています。
小売業とせどりの違いは仕入れ先の違いだけで、小売業の仕入れ先はメーカー、せどりの仕入れ先は小売店(リサイクルショップや家電量販店、ネット)です。
せどり=犯罪と認識されている方もいますが犯罪ではありませんので安心してください。
せどりのメリット
せどりのメリットは、簡単に開始できるところです。
先ほども書きましたがせどりの仕組みは「安く仕入れて、高く売る」これだけ。
特別な知識を必要としないので、誰でも開始できるビジネスです。
また、成果がすぐに出るのがせどりの良いところ。
商品を入荷し、ネットショップ(Amazon、ヤフオク)に出品しますが早ければ1日で売れることもあります。
ネットショップは世界中の人に対して同時にセールスを行うことができ、自ら集客をする必要がありません。
ビジネスで最も大変な課題である「集客」をすでにクリアできていることがせどりの一番の魅力と言えます。
せどりのデメリット
簡単に始めることができるせどりでも、もちろんデメリットが存在しています。
それは、大きく稼ぐことが難しいところです。
せどりはやればやるほど収益を増やしていくことが可能で、仕入れを増やせば収益は増えますが仕入れをやめてしまえば収益は生まれません。
よって「楽して稼ぎたい!」「仕事をせずに暮らしたい!」という方には向いていません。
また、在庫を保持しておかなければならない点もデメリットです。
売れない商品を仕入れなければ赤字になることはありませんが保管する場所は必要になります。
倉庫を借りれば費用が掛かり、自宅に保管しておけば費用は掛かりませんが部屋は狭くなります。
3.起業におすすめしない業種3選
ここからはさっきとは反対に起業におすすめしない業種を紹介します。
紹介する業種は
- ブログ
- 費用が掛かるビジネス
- フロービジネス
の3つです。
ざっくりとした業種もありますが、下記で詳しく解説をしていきたいと思います。
起業におすすめしない業種 1.ブログ


ブログと言っても全てのブログが起業に向いていない訳ではなく、「クリック課金型」のブログで起業することはやめた方がいいです。
クリック課金型とは自身のブログに広告を載せ読者がクリックしたら報酬が発生する仕組みです。
一回クリックで1円以下の報酬しか発生しません。
月に10万円稼ぐにはサイトに25万回程度来てもらう必要があり、安定した収入を得続けるには毎月それだけの人を集客しなければならず至難の業とお考え下さい。
起業におすすめしない業種 2.費用が多く掛かるビジネス


ざっくりとした紹介になりましたが、費用が多く掛かるビジネスとはフランチャイズや実店舗が必要になる業種です。
初期費用が高い上に、運営していくにも毎月固定費が掛かってしまいます。
現在ではネットが発展しているので、実店舗が無くてもお店の運営が可能になりました。
アパレルや家電、生鮮食料品でさえもネットで購入ができます。
自分の店を持ちたい方は、まずはネットで起業し、安定してから実店舗を構えた方がローリスクです。
起業におすすめしない業種 3.フロービジネス


フロービジネスとは一回の取引でお客さんとの関りが終わってしまうビジネスで、小売業や飲食業がフロービジネスに当てはまります。
単発で関係が終了してしまうとまた新たにお客さんを探す必要があり手間が掛かるのでおすすめしない業種です。
せどりもフロービジネスなのですが、Amazonやヤフオクに商品を掲載し、世界中の人を相手に商売が可能でお客さんを探す必要がありません。
Amazonやヤフオクでは販売者名が表示されるので自身のブランド力を上げることができ、ストックビジネスの一面もあります。
せどりは小売業に含まれますが別格の存在なのです。
4.まとめ
この記事では個人で起業したい人に向けて、これからの時代で生き残るための起業のポイントや起業するならおすすめの業種を主に紹介してきました。
起業の方法は様々で正解はありません。
「少しでも起業の成功率を上げたい!起業したいけれど何をしていいか分からない…」
という方はおすすめした業種を参考にしていただければと思います。
ここでおすすめした以外にも起業の業種はたくさんあるので、生き残るための起業のポイントをしっかり押さえて自分にあった起業を探してみてください。
(初心者におすすめという観点では僕はせどり推しですが)
それでは今回はここまでになります。
ありがとうございました!