


今回は、
「モノレートの見方と使い方をマスターしてAmazonせどりで稼ぐ方法」
というテーマでお話していきます。
「モノレートの見方や使い方が良くわからない…」
「本当にモノレートを使うことでせどりで儲けられるのだろうか?…」
この記事にたどり着いたあなたは、上記のようなことを思っているかと思います。
せどりは、「安く仕入れた商品を高く売る」ことで収益を得られる簡単なビジネスです。
そんな簡単なビジネスのはずなのに、せどりをやっても結果を出せない人がいます。
そういった人たちはすべからく、
- 商品を仕入れることができていない
- 売れることのない不良在庫を仕入れてしまった
というパターンに当てはまっていることが大半です。
そして、これらのパターンに当てはまる方は例外なく、
「モノレートの見方と使い方を理解していない」
ことが原因になります。
逆にモノレートの見方と使い方さえマスターすれば、ほぼ100%せどりに成功すると断言できます。
なぜならモノレートを使いこなせるようになれば、売れる商品を仕入れられるようになるからです。
売れる商品さえ仕入れられれば、せどりで儲けられないなんてことは、まずありえないですからね。
実際、僕のコンサル生の中には、モノレートの存在を知らずにせどりを始めたときに、
「月商1980円(利益500円)」
というひどすぎる結果を出していましたw
僕が、モノレートのことを徹底的に叩き込んで理解させてからは、1ヶ月目は1980円だった月商が、
2ヶ月目で50万。
3ヶ月目で100万。
そして、半年経つ頃には200万円の成果を出せるほど、商品を仕入れられるようになったのです。


ここまで見てあなたも、
「モノレートの見方と使い方をマスターしてせどりで結果を出したい!」
という思いをもった方が多いと思います。
そこで今回は、
- モノレートとは?せどりとどう関係があるのか。
- せどりでモノレートの見方をマスターするメリット
- モノレートの見方と商品を仕入れるまでの流れを3ステップで解説!
- モノレートグラフの詳細な見方
- モノレートグラフだけでは読み取れないさらに詳細な販売状況の見方
- モノレートをさらに効率よく見るためのツール
- モノレートのスマホ版はある?おすすめの連動アプリは?
- モノレートのエラー情報と注意点
について、解説していきます。



それでは早速始めていきましょう!
目次
1.モノレートとは?せどりとどう関係があるのか。
モノレート(旧名:Amashow)とは一言で言うと、
「Amazonで取り扱っている商品の販売データを確認できるサイト」
になります。
例えば、Amazonで商品を普通に検索しても、出てくる情報は価格だけです。


Amazonの商品ページだけを見ても、
- その商品が本当にその価格で売れているのか?
- どれほどの期間で何個売れているのか?
- 同じ商品を出品しているライバルがどのように増減しているのか?
といった、せどりをする上で必要な情報が何も分かりません。
そんな状態で商品を仕入れても、売れずに赤字になる可能性が高いです。
そこでこのモノレートの出番です。
上記商品をモノレートを使って確認すると、


上記のように、値段の推移や売れ行きが確認できます。
(具体的な見方は後ほど説明しますね!)
「せどりを始める人が最初にするべきことは、モノレートの見方と使い方をマスターすることである」
と言っても過言ではないほど、せどりとモノレートは切っても切り離せない関係になります。
そんな、せどりをする上で必須となるモノレートですが、無料で使えます。
しかも、ツールを使うのにありがちなダウンロードやインストールといった作業も一切必要ありません。
モノレートは、WEB上で動作するサイトなので、「モノレート」と調べれば1発で出てきます。
もしくは「こちら」からいけます。


上記のようなサイトですね。
あとは、このモノレートに商品情報を打ち込むだけです。
それだけで、商品の仕入れの根拠となるデータを無料で手に入れることができます。
2.せどりでモノレートの見方をマスターするメリット
せどりにおいては、モノレートの見方をマスターするのは、必須要件とも言えることです。
なぜならモノレートの見方をマスターすることによって得られるメリットが3つもあるからです。
2-1.商品の売れ行きを予測できる
せどりで仕入れを行うには、商品がどの値段で、どれほどの期間で売れるのかといった予測が必要です。
「このゲームは5000円で仕入れられて、1週間以内に8000円で売れそうだから仕入れよう」
「このDVDは今は売値が低いけど、値上がりしそうだから仕入れとこう」
といった感じに商品の需要と値動きを予測して、仕入れるからこそせどりで稼げるようになるのです。
逆に、相場や売れ行きを読み間違えて商品の仕入れをしてしまったら、ほぼ確実にせどりに失敗します。
売れることのない不良在庫を抱えて、赤字を抱えて終わる羽目になるからです。
モノレートの見方や使い方をマスターするということは、商品の仕入れを失敗しにくくし、せどりで収益を上げられることに繋がります。
また、後に紹介するグラフの見方や関連ツールの導入によって、具体的にその商品が何個売れたのかも分かるようになります。
それによって、よりキャッシュフローに応じた商品の仕入れができるようになるのです。
2-2.ライバルの数を把握して商品の価格推移を予測できる


せどりをする上で1番の驚異となるのが同じ商品を販売するライバルの存在です。
同じ商品を扱うライバルが多くなるとほぼ確実に値崩れを起こすからです。
例えば、1000円で売れる算段だった商品を50個仕入れたとしましょう。
しかし、同じ商品を仕入れているライバルは他にもいて、キャッシュフローの関係で早く売りさばきたいと考えます。
そう考えた人が次にとる行動が、「値下げ」という行為です。
お客さんから見たら、どの人が出品していても同じ商品には変わりないので、当然安い方を買おうとします。
すると、他のライバルも自分の仕入れた商品を買ってほしいという思いでさらに値下げをしていきます。
そして、幾度となく値下げが繰り返された結果、当時は1000円で売れる算段だった商品も300円ほどになってしまい、仕入れ金額が売る金額よりも少なくなってしまうという最悪の結果になってしまうのです。
これもすべてライバルがどれだけいるのかを把握していなかったために起こることです。
モノレートの見方をマスターすることで、ライバルの数はもちろんのこと、それによる商品の価格推移まで予測することができます。
それによって、ライバルによって得られるはずの利益が得られなかった…という状況を極力回避することができるようになります。
2-3.儲かる商品とそうでない商品を見分けられる
アマゾンには幾多もの商品が販売されていますが、それらの中には当然のことながら利益がとれない商品もあります。
いくら売れる商品でも、利益が取れなかった意味がありません。
モノレートでは、商品がどれだけ売れるかといった予測だけではなく、実際にどれだけの利益を得られるのかといった情報も掲載されています。
これらの情報をうまく活用することで、売れる、かつ利益の取れる商品を仕入れることができ、せどりで稼げることに繋がるのです。
詳しい見方と使い方については、下記章から詳しく解説していきますね。
3.モノレートの使い方と商品を仕入れるまでの流れを3ステップで解説!
先程の章で、モノレートの概要と重要性を語らせていただきました。
この章では、そんなモノレートの使い方と商品を仕入れるまでの流れを3ステップで解説致します。
3-1.仕入れ候補の商品を見つける
モノレートで商品の情報を調べるためには、先に仕入れ候補の商品を見つける必要があります。
仕入れ候補の商品すら見つけられないのに、モノレートで調べるも何もないですからね笑
しかし、せどり初心者だと、その仕入れ候補の商品を見つけることにすら苦労すると思います。
そんな方には、
「せどりでおすすめの売れ筋ジャンル4選とリサーチ方8選を大公開!」
「【2019年最新版】ヤフオクせどりのリサーチ法・仕入れ品を大公開!」
「【2019年最新版】メルカリせどりのリサーチ法・仕入れ品を大公開!」
「せどりで売れるものを見つけるために知るべきたった1つの考え方」
「せどりで使えるおすすめの仕入れ先6つと仕入れ商品を大公開!」
で書いている内容を参考にして貰えたらと思います。
今回は例として、下記商品、
「ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君 3DS」
で調べてみます。


3-2.モノレートを開いてその商品を実際に検索してみる
仕入れ候補の商品を見つけたら、モノレートを開いて検索窓に商品の情報を打ち込みます。


入力する情報は、
- 商品名
- JANコード(49から始まる数字)
- 型番
- ASIN(Amazonで扱っている商品毎に割当てられる重複なしの番号)
の4種類がありますが、今回はASINを使って検索を行います。
ASINは、Amazonの商品ページで該当商品を検索すると、


登録情報の部分に書いてあります。
今回の商品の場合は、「B00XKH27ZG」ですね。
実際に、該当ASINを打ち込んで「グラフを見る」をクリックします。


すると、


検索結果が出てくるので、次のステップで販売状況を確認して仕入れ可否を判断していきます。
なお余談ですが、商品を調べる際の情報の優先順位は、
- ASIN
- JANコード
- 型番
- 商品名
が僕の中での優先順位になっています。
というのも、商品名や型番だけで検索しても、全く違う値段のAmazonページが出たりします。
他にも色違いやサイズ違いといった情報の異なる商品が出てくることもあります。
ASINやJANコードならその商品特有なコードなので、これらの入力をおすすめします。
実際に商品登録する際にも役立ちますしね。
3-3.出てきた商品の販売状況と利益を確認して仕入れ可否を判断する
出てきた商品のページを見てみると、


上記のように、
- 商品名
- 発売日(記載されてない場合もあり)
- ランキング
- 参考価格(定価)
- ASIN
- JAN
- 新品中古商品の現状の値段
といった情報が出てきます。
これらのデータはあくまでおまけであって、本題は下にスクロールしたときに出てくる、


「最安値」「出品者数」「ランキング」のグラフになります。
これらのグラフを読み解くことによって、その商品が、
- いくらで売れるか
- どのくらいの期間で売れそうか
- 値段はどれほど上下しそうか
といったことを分析することができ、それによって仕入れ可否を判断することができます。
また、モノレートには、「利益シミュレータ機能」という機能もついてます。
販売見込価格及び、商品原価を入力することによって、利益額と利益率を瞬時に算出してくれるので、これを見るだけで、仕入れ対象商品かどうかを判断することができます。
(商品や回転率にもよりますが、利益率20%以上あれば、即仕入れ対象です。)


利益シミュレーターの販売見込価格は、最安値グラフのチャート上の点をクリックすることで、自動で入力されるので、現実的に得られる利益を簡単に割り出せるようになります。


以上をふまえ、その商品が仕入れ可能だと判断したら、あとは実際に仕入れて販売するだけです。
それだけで、せどりで問題なく収益が発生するようになります。
「モノレートグラフのデータって具体的にどう分析したらいいんだよ!」
という声も聞こえてくると思うので、次の章で詳しくお伝えしていきますね。
4.モノレートグラフの詳細な見方
モノレートで商品を仕入れる際の基準となる、
「最安値」「出品者数」「ランキング」のグラフ。
これらのグラフの情報を正確に読み取ることで、売れる商品を仕入れることができるようになります。
この章では、これら3つのグラフの見方についてお伝えしていきますね。
4-1.最安値グラフ


最安値とはその名のとおり、現状Amazonで販売されている商品の中で1番安い価格になります。
最安値グラフでは、指定した期間内で商品の最安値の推移を確認することができます。
推移している価格と、自分が仕入れる商品の価格を見比べて、仕入れ対象かどうかをみるのです。
なお、上記グラフでは線が3本ありますが、それぞれ、
- オレンジ:中古
- 黄緑:新品
- 青色:コレクター
の商品の価格を表しています。
コレクター商品はあってないようなものなので、無視してもらってかまいません。
自分の仕入れたい商品が新品なら新品を、中古なら中古の値段がいくらなのかを確認します。


最安値グラフの上に、コンディションの欄があるので、該当部分を確認して値段を調べることができます。
今回は新品を見ていることを前提として、新品にカーソルをあわせてみます。


すると、新品だけの価格の推移を見ることができるようになります。
線にカーソルを合わせることで、具体的な価格を見ることもできます。
上記グラフの場合は、3ヶ月の間に5000〜7000円の間で値段が推移しています。
ここまでの情報を見ることで、
「今自分が仕入れようとしている商品の価格が、3000円だから仕入れ対象になりそうだ!」
といった判断をすることができるわけですね。
逆に、仕入れようとしてる商品の価格が8000円だったら、その時点で仕入れ対象外となります。
8000円で仕入れたものを7000円で売ったって赤字にしかならないですからね笑
なお、モノレートではデフォルトでは表示期間が3ヶ月になっていますが、もっと長い期間も調べられます。


新品・中古・コレクター欄の右に期間の欄があるので、調べたい期間をクリックして確認ができます。
試しに、期間を1年にしてみると…


上記のように、該当商品の1年間での値段の推移を確認することができます。
今回の商品の場合は、値段が1年間を通して大きく上下していません。
なので、せどりの商品として安定して販売できると言えるでしょう。
逆に、


上記のように、グラフの線が下がり続けているものは、今後も値下がりする可能性があるので仕入れ対象外になります。
当初は利益が取れる算段で仕入れた商品も、値下がりによって赤字になってしまいますからね。
それを回避するためにも、最安値グラフで値段推移を確認する必要があるのです。
値段推移が安定していれば、ひとまず第一段階はクリアとなります。
第一段階クリア後は、実際の商品の売れ行きを確認していきます。
というのも、最安値グラフで分かるのはあくまで価格までです。
実際にその価格で売れていることかどうかは、最安値グラフを見ただけではわかりません。
いくら仕入れ対象価格といっても、売れなければ何の意味も無いですからね。
商品の売れ行きは次に説明する「ランキング」で確認することができます。
4-2.ランキンググラフ
3つのグラフの中で1番重要となるのが、このランキングといっても過言ではありません。
なぜなら、ランキンググラフを見ることでその商品の売れ行きが一目で分かるようになるのです。
例えば、これはとある商品のランキンググラフになるのですが、


上記のように、線が何回か下に落ちて上がってを繰り返しているのが分かります。
実はこのランキングの線が下に落ちている回数が、実際にAmazonで売れた回数になるんです。
ランキングの線が下に落ちている回数が多ければ多いほど、売れているというわけですね。
「ギザギザが多い=その分売れている」という判断をしてもらって問題ありません。
上記グラフの商品の場合は、1ヶ月の間に線が十回以上落ちています。
つまり、
「1ヶ月で十数個売れてるから、10個仕入れても問題なさそうだな!」
という仕入れ判断ができるようになるのです。
では、例に出していた「ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君 3DS」はどうかというと、



はい。もうわけがわからないレベルで線が落ちていますねw
もはや、下に落ちている(売れている)回数が数え切れないほどです。
これほどのレベルの商品であれば、文句なしで仕入れ対象になります。
一方で、上記グラフのように、何度もランキングの線が下に落ちているものもあれば、



上記のように、全く線が下に落ちていない(売れていない)商品もあります。
このように、グラフの線の落ち方によって、商品の売れ行きや仕入れ判断が違うので、注意が必要です。
せっかくなので、ついでにランキンググラフの種類と、仕入れ可否の判断について書いていきますね。
※期間は全て3ヶ月で見ています。
4-2-1.超高回転商品


ランキングの線が何回落ちているのか分からないほど、線が落ちています。
先程のドラゴンクエスト8も、この超高回転商品に属します。
これほど、線が落ちていれば1日何十個も売れるレベルの商品になります。
このレベルの商品は、文句無しで仕入れ対象になります。
(百個単位の仕入れもOK)
仮に利益率が15%と低めでも、すぐに売れるので積極的に仕入れることをおすすめします。
なおせどりの利益率については、別途記事を書いているので、参考にしていただけたらと思います。
「せどりで2倍以上の利益率を出す3つのコツと回転率を徹底解説!」
4-2-2.高回転商品


超高回転商品と比べると、ギザギザは少なめですが、それでも線がかなりギザギザしています。
これも1日1回のペースで売れるほど回転率の良い商品になるので、おすすめです。
4-2-3.中回転商品




中回転商品になると、線が下に落ちた回数を明確に数えられるようになります。
1ヶ月で5〜6回売れるレベルの商品になるので、多く仕入れすぎると不良在庫になる恐れがあります。
ちなみに、せどり初心者はここまでの回転率の商品を仕入れることをおすすめします。
これ以降に紹介する回転率の商品は、売れるまでに時間がかかるためです。
4-2-4.やや低回転商品


低回転の商品は1ヶ月に1回しか売れていません。
低回転の商品は、ライバルが1人もいなければ、仕入れをしても良いです。
しかし、1人でもライバルがいると、不良在庫になる可能性があります。
次の章で解説する、出品者数グラフの推移を見て仕入れ判断をすることをおすすめします。
4-2-5.低回転商品



こちらは、3ヶ月の間では1回も売れていません。
ただし、3ヶ月の間では売れて無くても、期間を変えてみたら売れた形跡があるかもしれません。
試しに全期間に設定して見てみます。


すると、1年以上前に1回だけ売られていることが判明しました。
この場合は、利益率が高いかつ1年間商品を寝かせても良いと判断した場合は仕入れます。
ただ、そこまでのことはよほどの上級者で、資金が無い限りはできません。
なので、初心者の人にとっては実質仕入れ対象外になります笑
4-2-6.無回転商品


一度も売れたことのない(もしくはデータがとれてない)商品は、上記のように線すら載っていません。
このグラフの商品は見た瞬間に仕入れ対象外だと判断できます。
4-3.出品者グラフ
「値段も適切で、ランキングで売れていることも確認したから仕入れよう!」
と思う人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
いくら値段が適切でランキングが良いと言っても、ライバルの数は必ずチェックする必要があります。
なぜなら、ライバルの数が多ければ多いほど、自分の商品が売れるチャンスは少なくなるからです。
仮に1ヶ月で30個売れる商品があったとして、
「30個仕入れても1ヶ月で全部売れる!」
と算段を立てて、30個仕入れたとしましょうか。
しかし、もし同じ商品を販売しているライバルが30人いたらどうでしょうか?
1日1個売れるレベルの商品でも、自分の元には売れるチャンスは1回しか回ってきません。
そうなると、1ヶ月で全て販売できる算段だった30個の在庫のうち、29個は来月に持ち越しになります。
現金で仕入れをしたのならともかく、クレジットカードで仕入れをしてしまったらもう大変です。
売れ残った在庫分の支払いが待ち構えて、高確率で支払いに間に合わなくなります。
(まあ実際は、まとめ買いとかされるのでもう少し在庫ははけるでしょうけど)
そんな状況を回避するためにも、出品者グラフを分析する必要があるのです。


上記のように、出品者数グラフを見ると、
- 新品と中古それぞれの出品者数
- 出品者数の増減
を確認することができます。
新品のドラゴンクエスト8の場合は、先程もお見せしたとおり、



このように、1ヶ月に何度も売れる商品であり、新品の出品者も25人しかいません。
この場合は、1ヶ月以内に1個どころか5個以上は売れると判断できるわけです。
反対に、




上記のように1ヶ月に5〜6個売れるレベルの商品で、出品者が25人もいたらかなり厳しいです。
というより仕入れ対象外ですね。
とまあ、このように商品の売れ行きとライバルがどれほどいるのかをあらかじめ確認することで、
「期間内にほぼ確実に売れる商品の仕入れ」
が実現することができるのです。
「【1ヶ月で売上166倍!?】せどりで売れないときに役立つ5つの対策法」
の記事でも書いているんですが、仕入れた商品が売れない原因は大抵、上記のことができてません。
裏を返せば、ちゃんとランキングと出品者数を分析できるようになれば、まず失敗はなくなります。
ただ、そのときはライバルが少なくても、ある日を堺に一気にライバルが増えることがあります。


例えば、上記のように1番古い日付の段階ではライバルが少なめでも、一気に増えて値崩れしています。
「いつライバルが増えるか分からない商品なんて仕入れられない!」
と思う人もいると思いますが、安心してください。
ライバルが増えるかどうかは、ランキンググラフの下にある、
「モノレートユーザーグラフ」
を見ることである程度予測することができます。
例えば、先程の値崩れした商品のモノレートユーザーグラフを確認してみると、


上記のように、6月末に急激に増えていることが確認できました。
このグラフは、その商品をモノレートで見ている人が何人いるのか?を表示してくれる項目になります。
つまり、数が多ければ多いほど、その商品をチェックしているライバルが多いことが判断できるんです。
もしも、ライバルが増えそうか不安な場合は、モノレートユーザーグラフをチェックしてみてください。
モノレートユーザーグラフも増えていなければ、ほぼ100%ライバルは増えないと考えて大丈夫です。
5.モノレートグラフだけでは読み取れないさらに詳細な販売状況の見方
ここまでで、モノレートの、
- 最安値グラフ
- ランキンググラフ
- 出品者グラフ(補足でモノレートグラフ)
以上3つのグラフの見方を解説致しました。
上記のグラフを読み解く力を身につけるだけで、せどりで収益を上げるだけの力は十分に身につきます。
この章では、モノレートのさらに詳細な見方について解説をしていきます。
というのも、先程僕は、




上記のように、ランキングの線が落ちている回数=商品が売れている回数と説明しました。
しかし、これはあくまで売れた回数が分かるだけであって、
「新品と中古それぞれが売れた回数」
まではわからないんですよね。
そこを知らずにせどりをしてしまうと、
「本当は新品しか売れてない商品なのに中古品を仕入れてしまって売れなかった。」
なんてことにもなりかねません。
そんな状況に陥らないためには、「期間毎の最安値一覧」を見ることをおすすめします。
モノレート画面を1番下まで移動させていくと、


上記のように、ランキングとそれぞれのコンディションの出品者の増減がわかります。
これらの値を確認することで、新品と中古どちらが売れているのかを確認することができます。
例えば、下記のように、


- ランキングが「347」から「221」へ昇格する
- 新品出品者が「26」から「24」へ下がる
- 中古出品者が「110」から「105」へ下がる
というふうに値が変わった場合は、新品中古が両方とも売れたと判断することができます。
この考えを応用すると、
- ランキングが昇格して、新品出品者だけ減った→新品が売れた
- ランキングが昇格して、中古出品者だけ減った→中古が売れた
- ランキングは昇格したけど、出品者は減ってない→複数持っている在庫が売れた
- ランキングは昇格してないのに、出品者だけ減った→売れないまま取り下げた
というふうに分析することができるわけですね。
特に、モノレートで商品を分析していると、少しの期間で異常に価格が跳ね上がっているものに出くわすことがあります。
その商品が本当に売れてるのか分析するためにも、「期間毎の最安値一覧」は見たほうがいいですね。
ここまでのモノレートの見方を全てマスターできれば、もうあなたはせどり初心者から卒業です。
今からせどりをやれと言われても、すぐに結果が出せることでしょう。
6.モノレートをさらに効率よく見るためのツール
先程までの章で、モノレートの概要や使い方、見方を徹底的に解説させていただきました。
ここまでの流れを見た人の中には、
「いちいちモノレートに商品の情報を打ち込むのは面倒だ!」
「月に何回商品が売れているか数えるのは面倒だなあ…」
と思った人がいるかもしれません。
そんな方には、Google Chromeの拡張機能である、
- DELTA tracer
- モノゾン
を導入することをおすすめしています。
上記2つのツールを導入するだけで、
DELTA tracer:ボタン1つでモノレートに飛べるようになる。
モノゾン:商品の3ヶ月分の売上が数字で表示されるようになる。
といった恩恵を受けることができます。
これらのツールについては、
「【詐欺ツールは消え去れ!】せどりで本当に使えるツールを教えます。」
で他のツールと共に詳しく解説しているので、参考にしてもらえたらと思います。
7.モノレートのスマホ版はある?
せどりをするのに必須とも言えるモノレートですが、
「スマホ版はあるんですか?」
「モノレートと連動して使えるアプリはありますか?」
という質問をよくいただくのでお答えしますね。
7-1.モノレートのスマホ版はない・・・が
まず、モノレートには残念ながらスマホ版はありません。
(正確には、「せどりすと」のようなアプリとしてリリースされていないという意味です。)
スマホ版はありませんが、スマホアプリのように使う方法はあります。
そちらに関しては、別途解説記事を書いたので、参考にしていただけたらと思います。
モノレートをアプリ化する方法 | 効率良く使えるアプリも紹介!
7-2.モノレートのおすすめ連動アプリ「Amacode」
また、モノレートをアプリとして使用することはできないものの、モノレートの機能を搭載した別のアプリならあります。
「Amacode」というものです。


Amacodeはバーコードリーダー機能がついているので、ピッとするだけで、簡単にその商品の情報が出てきます。
その際に、


「モノレート」ボタンが出てくるので、タップすることで、簡素的なランキンググラフを見ることができます。
慣れれば一瞬で仕入れ対象かを判断することができるので、効率的にリサーチを行うことができるようになります。
カート価格で売った際の利益も瞬時に表示してくれるため、利益計算もやりやすくなります。
8.モノレートのエラー情報と注意点
モノレートですが、2017年あたりから不具合やエラーが発生するようになっています。
とはいっても、これから話す注意点さえ理解していれば問題ありません。
この章では、そんなモノレートのエラー情報と注意点についてお伝えしますね。
8-1.キーワードで検索しても意図した結果が出ないことがある
2017年から、
「商品名をモノレートに打ち込んでも、意図したものが表示されない」
といったエラー(不具合)が発生しています。
試しに、Amazon公式ページで「ドラクエ11」と打ってみると、


上記のようにきちんと表示されますが、モノレートに「ドラクエ11」と打ってみても…


上記のように、1ページ目の検索結果に違う商品が出てきます。
(カテゴリをTVゲームにしても違う結果になりました。)
モノレートの運営者に上記のことを伝えたところ、
「Amazonの仕様が変わったのでシステムを調整中」
とのことでした。
こればかりは無料で使わせてもらっているので文句は言えないですね^^;
それに、商品名の場合は意図した結果は表示されませんでしたが、
- ASIN
- JANコード
の場合はきちんと表示されていたので、これらの情報で検索するのが無難ですね。
もしくは、先ほど紹介した、
「DELTA tracer」
というツールさえ使えば問題ありません。
使えるものは最大限使って、作業を効率化させてしまいましょう。
DELTA tracerの使い方については、別途記事を書いているので目を通してもらえたらと思います。
DELTA Tracer(デルタトレーサー)の使い方やインストール方法の紹介!
8-2.モノレートのデータが100%正しいとは限らない
仕様変更の影響からか一部の商品で、売れているはずなのにモノレートで見ると、ランキンググラフの線が落ちていない商品が出てくるようになりました。
(とはいっても本当にごく一部ですが)


本当は売れているのに、モノレート上では売れていないとデータ上で出たために、仕入れをやめてしまったというケースもあります。
せっかく仕入れ対象だった商品を見逃すのは勿体ないので、DELTA tracerやKeepaなどと併用して、正しい情報を分析できるようにしていきたいところです。
8-3.短期間に過剰なアクセスをすると一時的に使用不能になる
モノレートの運営は公式には発表していないのですが、
「短期間に過剰なアクセスをすると一時的に使用不能になる」
といったエラー(仕様?)がせどらーの中で話題になっています。
1日に何百回もモノレートを使って商品を調べ続けていると、
- 画面が真っ白になる
- 「403 Forbidden …」の表示が出る
といった現象が発生するようになります。
(5分ほどで通常どおりアクセスできるようになるみたいですが)
仮に上記の現象が起こっても、あなたのパソコンの不具合ではないので安心してください。
これはあくまで、モノレート側の問題です。
それに初心者の人なら、1日に何百回も調べることはないと思うので心配はないでしょう。
ただし、
「ツール等を使って何百回もアクセスを繰り返してリサーチを楽にする。」
といった芸当はできなくなっているので、そこは注意が必要ですね。
9.モノレートの見方と使い方についてのまとめ
今回は、
「モノレートの見方と使い方をマスターしてAmazonせどりで稼ぐ方法」
というテーマで、
- モノレートとは?せどりとどう関係があるのか。
- せどりでモノレートの見方をマスターするメリット
- モノレートの見方と商品を仕入れるまでの流れを3ステップで解説!
- モノレートグラフの詳細な見方
- モノレートグラフだけでは読み取れないさらに詳細な販売状況の見方
- モノレートをさらに効率よく見るためのツール
- モノレートのスマホ版はある?おすすめの連動アプリは?
- モノレートのエラー情報と注意点
についてお話させていただきました。
今回の記事の内容を完璧に理解することができれば、もうあなたはせどり初心者から卒業できます。
月収10万円どころか、20万以上の収益を得ることもたやすいことでしょう。
そう断言しても良いほど、モノレートの見方と使い方を理解するのは重要になってくるのです。
モノレートのことを全く知らない状態でせどりコンサルを受けようとしても、ほぼ確実に、
「先にモノレートの見方と使い方を覚えましょう。」
と言われます。
※せどりコンサルはメンターを間違えるととんでもないことになるので気をつけてください。
下記記事に書いている内容も、別途参考にしてもらえたらと思います。
せどりコンサルで詐欺られて大損しない方法と最高のメンター探索法
学ぶことが多くて大変だと思いますが、これさえ覚えてしまえば後は一気に楽になります。
せどりで最短最速で結果を出す人は、みんなモノレートを使っています。
是非とも今回の記事を何度も見返してもらって、モノレートの見方と使い方をマスターしていただけたらと思います。
それでは今回は以上になります。
ありがとうございました!
僕のことを知らない人はこちらのプロフィールを参考にしてください
◆借金1000万円の発覚からスタートしたせどり事業
◆受講者の声