


こんにちは、川畑です。
今回は、
「せどりで売れないときに役立つ5つの対策法で売上を166倍に!」
についてお話していきます。
「せどりをはじめたけど、仕入れた商品が売れない…」
「このまま商品が売れなかったら赤字になってしまう…」
せどりを始めたものの、思った以上に商品が売れない現実に精神をすり減らしている人は多いじゃないでしょうか?
当ブログのナビゲーターであるずみれもんも、せどりを始めて1ヶ月目の段階では、仕入れた商品が全くと言っていいほど売れませんでした。
初めてせどりを開始した月の売上はたったの1980円でしたね笑
焦った彼は、
「仕入れた商品が売れません!このままでは破産します…」
と、当時数百万円のコンサル料を払って指導していただいたメンターに相談しました。
メンターは彼に、商品が売れない5つの理由と共に対策法を教わります。
そのメンターの言うとおりに対策を行った所、わずか1ヶ月で売上を166倍にすることができたのです。(1980円の売上が翌月は33万に!)
せどりで仕入れた商品が売れない理由を知ってからは、仕入れた商品がおもしろいくらい売れるようになり、最終的には、1日1時間前後の作業量で月商200万円の成果を出すことができました。


もし、当時の彼が、商品の売れない理由を知らないまま、
「いつか売れるだろう〜」
なんて気軽な気持ちで放置していたら、確実に破産していたと断言することができます。
それほど、せどりで仕入れた商品が売れない理由を知って対策することは大事になってくるんです。
せどりは、仕入れた商品を販売して利益を得るビジネスなので、肝心の商品を売ることができなければ意味がありません。
それどころか仕入れた商品分の金額分丸々損をしてしまいますし、Amazonを使って販売をしている場合は、在庫保管手数料もかかってきます。
恐らく、この記事にたどり着いて来た人は、「せどりで仕入れた商品が売れない、どうしよう…」と悩んでいる人が多いと思います。



それでは早速始めていきましょう!
目次
1.せどりで仕入れた商品が売れない理由①:需要がない商品を仕入れている


せどりで仕入れた商品が売れない最も多い理由になります。
安いからといって闇雲に商品を仕入れても、そもそもの需要がなければ、売れるものも売れません。
ギャグのような気もしますが、需要のない商品を仕入れているのにも関わらず、
「仕入れた商品が売れないんですけど…」
という悩みを抱える人は多いんです。
このような状況に陥る人は、ほぼ確実にモノレートを見ることができていません。
例えば、めちゃめちゃ安いからという理由で、ついつい仕入れてしまった商品もモノレートで確認してみたら、


このように、全く売れていなかったということもザラにあります。
※モノレートのランキングの線が下に落ちているかどうかで、売れているかどうかを判断することができます。
実際に、売れている商品をモノレートで確認してみると、


このように、ランキングの線が一定期間で何回も落ちていることが確認できます。
せどりで仕入れた商品が売れないと悩んでいる場合は、まずその商品をモノレートで確認してみて、売れているか(ランキングの線が落ちているか)を確認してみてください。
大抵は先程の例のように、ランキングの線が全く落ちていなかったり、


上記のように、1ヶ月に1回売れるかどうかのレベルの商品だったりします。
1ヶ月に1回売れるレベルの商品を販売して、1週間しかたっていないのに、
「商品が売れないんですけど…」
なんて言われてもそりゃそうだよという話です。
もし、あなたがモノレートを知らない、もしくはモノレートの使い方が分からないのであれば、せどりは一旦中断して、モノレートの使い方を勉強することをおすすめします。
せどりで収益をあげられるかどうかは、モノレートを使いこなせるかで決まるからです。
モノレートの使い方をマスターしなければ、商品が売れるかどうか分からずに闇雲に仕入れることになってしまいますからね。
モノレートの使い方については、別途解説記事を用意しているので、参考にしてもらえたらと思います。
→「モノレートの使い方と見方を5分でわかるようにまとめてみた!」
1-1.需要がない商品を仕入れてしまった場合の対処法は?
1-1-1.損する覚悟で値下げして売る
モノレートで見て売れていなくても、今まで売れた価格よりも大幅に下げることによって売れることもあります。
「値段を下げたら赤字になっちゃう…」
と思うかもしれませんが、売れないまま放置するよりかは幾分マシです。
また、Amazonでは売れなかった商品(特に中古品)は、ヤフオクやメルカリだったら売れるということもよくあります。
もし、Amazonで値段をいくら下げても売れそうになかったら、一旦家に返送して、ヤフオクやメルカリで売るのもありです。
僕自身、Amazonで売れなかった中古の食洗機をヤフオクで売ったら、少し赤字になる程度の価格で売ることができました。
その商品単体で見れば確かに赤字になりますが、売れずに仕入れ金額分を損するよりかは遥かにマシです。
ビジネスの収益はトータルでプラスになればいいんです。
多少赤字になっても、お金に換えられることに違いはないので、そのお金で別の商品を仕入れればいい話です。
「売れない商品を仕入れてしまった自分が悪い」という勉強代のつもりで売ってしまいましょう。
1-1-2.廃棄する
Amazon・ヤフオク・メルカリでも商品が売れそうになく、置いておいても邪魔になるだけだったら思い切って破棄するのもあります。
せっかく仕入れた商品を破棄するのは勿体無いと思うかも知れませんが、売れない商品をいつまでも置いたままでは、タダのゴミ同然です。
特に、Amazonの倉庫に商品を預けたままにしていると、月ごとに在庫保管手数料が請求されてしまいます。
ゴミどころか、損失の元になってしまうわけです。
Amazonの倉庫に預けている商品なら、簡単な手続きを行うだけで、Amazon側で商品を廃棄してくれます。
売れない商品をいつまでも放置していくだけで、損失が確定するくらいなら、思い切って破棄して、未練を無くした状態で新しい商品を見つけていくとしましょう。
2.せどりで仕入れた商品が売れない理由②:値付けを間違えている


「モノレートを使ってちゃんと一定期間内で売れることを確認した。」
「なのに、1週間に1度売れるはずの商品が1週間経っても全く売れない!」
モノレートを使って、商品が売れていることを確認して、仕入れているはずなのに売れないという人もいます。
商品が売れるはずなのに売れない原因としては、商品の「値付け」に問題がある可能性が高いです。
売れていることが分かっていても、値付けが適正でなかったら売れるものも売れませんからね。
例えば、下記のように、中古品でコンディションが一緒の商品があったとします。


一方は5480円で買えて、もう一方は6927円(プラス送料)で販売されています。
もしあなたが、上記の商品を買うとしたらどちらを買うでしょうか?
…
おそらく100人中100人が、5480円の人から買いたいと思うでしょう。
お客さんはできるだけ安い価格で商品を手に入れたいと考えるわけですから。
このように、モノレートを見て売れると分かって仕入れたのに、肝心の商品の値付けがきちんとできていないことで、売れないというパターンもあります。
逆に言えば、商品の値付けを適正なものにすれば、これまで売れなかったのが嘘のようにバンバンと売れるようになるわけです。
次の章では、正しい商品の値付けを新品と中古品の2パターンに分けて解説していきます。
2-1.正しい値付けの方法(新品の場合)
新品を販売する場合で注目する点はたった1つです。
「FBA出品の中で最安値になっているか?」
です。
FBA出品とは、下記画像のように値段の横にPrimeマークがついているものを表します。


PrimeマークはAmazonの倉庫に商品を送ることで、自動的につきます。
例えば、下記のように、Primeマークのついていない商品の方が送料を含めて安かったとしても、Primeマークのついている商品の方が優先的に売れていきます。


Primeマークのついている商品は、ついていない商品と違って、Amazon側で発送・アフターフォローをしてくれるので、商品を買うお客さんとしても安心できるからです。
では、下記のように、同じFBA商品で大きな価格差があったらどうでしょうか?


どちらも同じ新品で、購入条件も同じです。
もし、あなたがその商品を購入するとしたら、言うまでもなく、7988円の方を買うと思います。
同じ新品の商品をわざわざ高いお金を出して買う人なんていませんからね笑
新品の商品の場合は、中古品と違って、商品のコンディションは全く同じなので、価格でしか勝負ができなくなります。
だから、もしあなたが新品の商品を仕入れても売れていないのであれば、その商品がFBA価格の中で最安値になっているかどうかを確認してみてください。
他のFBA商品と比べて高くなっているのであれば、価格をFBA出品価格の最安値に合わせることをおすすめします。
モノレートで売れていることが確認でき、かつFBA出品の中で最安値であるならば、100%売ることができます。
注意点としては、FBA出品の中で最安値に「合わせる」のであって、FBA出品の中で「1番安くする」行為はしてはいけません。
確かに、FBA出品の中であなたが出品している商品が1番安くなれば、あなたから商品を買うでしょう。
しかし、そうなると同じ商品を出品しているライバルも同じく、商品の値段をあなたよりも下げてきます。
そうなると、それを見た別のせどらーが、さらに商品の価格を下げて行くという不毛な値下げ合戦が始まってしまいます。
せどりは仕入れた商品を売って、仕入れ価格との差の利益を得るビジネスです。
肝心の売る商品の価格を下げてしまっては利益を圧迫してしまいます。
もしも、値下げ合戦が続いて、利益が取れない状態になってしまったら、一旦販売を中断して、値段が戻るのを待つのも1つの手です。
また、Amazonで扱っている商品の値段は日々変動しています。
扱っている商品数が2〜3個程度ならともかく、数十個以上となると、価格改定をするだけでも時間を取られてしまいます。
しかも、商品の価格改定をする作業は収益の増加に直接的には結びつかない不毛な時間です。
ある程度扱う商品が増えてきたら、自動価格改定ツールを使用して価格改定することをおすすめします。
自動価格改定ツールを使えば、24時間365日商品の値段を監視してくれて、こちらが手を動かさなくても値段を改定してくれます。
ちなみに僕は、「cappy」というツールを導入しています。


60日間無料(それ以降は月額3980円)で使用できるのに加えて、
- ハイスピードで価格改定(5分に1回)
- 個別商品ごとに商品価格改正の設定が可能
- 出品、納品が簡単にできる
- 在庫管理が使いやすい
- 毎月の売上や利益も自動集計
- 自動お礼メール送信
と、下手に人を雇うよりも遥かに多くの作業を正確にやってくれます。
僕だけに限らず、ほとんどのせどらーがcappyを使用しているので、せどりで大きな収益をあげたいのであれば、半ば必須と言っても良いでしょう。
2-2.正しい値付けの方法(中古品の場合)


中古品の場合は、コンディションによって商品の売れる価格が異なってきます。
コンディションは、
- ほぼ新品:見た目上は中古であることがほとんどわからない程度
- 非常に良い:一部欠品はあるものの、傷もほとんどなく、商品の使用に全く支障なし
- 良い:一部欠品はあるものの、傷があまりなく、商品の使用に全く支障なし
- 可:一部欠品があり、傷も多いが、商品の使用はできるもの
の4種類があり、上から高い順に売れやすくなります。(動作しない商品は出品できないので注意!)
お客さんにとっても、同じ商品でも「可」の商品よりも「良い」の商品の方が魅力的ですからね。
自分の仕入れた商品のコンディションに自信があるのであれば、「良い」以上のコンディションで販売することをおすすめします。
良いコンディションほど、高値で売ることができ、その分利益が増していきますので。
「売れていることは分かるんだけど、同じ商品を出品している人がいない…」
という方は、モノレートで中古品の該当コンディションを指定することで、そのコンディションの商品が過去どれほどの値段で売れているかを確認することができます。


このように、過去に売れた商品の相場を参考にして、商品の値段を付けてみてください。
また、中古品の場合は、新品と違って同じコンディションであっても、
- 商品説明
- 写真
の2つをうまく利用することで、ライバルの価格以上で売ることができます。
具体的にどうライバルの価格以上で売ることができるのか事例を交えて解説します。
例えば、下記商品。


一昔前に大ヒットした任天堂のゲーム機、スーパーファミコンになります。
新品で買うと2万円以上するので、中古品を買うこと前提で探してみます。
すると…




同じコンディション「可」で、片方が2300円。もう片方は2480円で出品されていました。
どちらもFBA出品されているので、発送・アフターフォローは全てAmazonがやってくれます。
そんなほぼ同じ条件の商品ですが、上記のうちどちらが売れやすいと言えるでしょうか?
…
答えは後者の2480円の方です。
実際に僕がどちらかの商品を買うとしたら、迷わず2480円の方を買うでしょう。
「え?価格が高いのになんで!?」
と思われたかも知れませんがもちろんこれには理由がります。
前者の商品は安いには安いのですが、
- 動作確認されているかどうか分からない
- 商品内容が【すぐに遊べるセット】と書いてるだけで具体的に何が付属してるのか分からない
- 写真がない
と、購入する上で不安な要素しかないからです。
反対に、後者の商品は、
- 動作確認済みである
- 何が付属しているのか具体的に明記してある
- 写真があるので届いた時の状態が分かる
と、安心して購入できる要素があるわけです。
購入するお客さんの立場にたって、商品の詳細を伝える。
たったこれだけで、他のライバルよりも高値で販売することができます。
今回のスーパーファミコンの場合は180円しか違いませんでしたが、商品によっては、同じコンディションでも5000円以上の高値で販売した例もあります。
写真を撮ったりするのは手間かもしれませんが、やるかやらないかで最終的な収益がずいぶんと変わってきます。
仕入れ商品の大半が中古品であれば、なおのこと重要になってくるので、是非とも挑戦してみてください。
3.せどりで仕入れた商品が売れない理由③:カートがとれていない(新品の場合のみ)
新品の商品の場合は、カートが取れているかどうかというのも重要になってきます。
「カートをとる」とはどういうことかというと、Amazonで商品を購入するときに誰もが押す、


「カートに入れる」ボタンを押した時に、自分の出品した商品が売れる仕組みのことです。
新品の商品の場合は、どの出品者から買ってもコンディションは同じです。
購入者は商品の概要を特に見ること無く、「カートに入れる」ボタンを押します。
それ故に、新品の商品を販売する上では、カートがとれるかどうかというのは非常に重要になってくるんです。
新品の商品を販売するときは、値段と一緒にカートが取れているかどうかをチェックすることをおすすめします。
「自分の出品した商品がカートを取れれてるどうか分からない…」
という方は、Amazonの商品画面で、どこのお店がカートをとっているか確認することができます。


記事作成の都合上、黒で塗りつぶしていますが、塗りつぶし部分に、自分の出店名が記載されているなら、きちんとカートが取れています。
3-1.カートがとれていない場合の対応策
「カートが取れれば売れやすくなるのは分かったけど、そのカートが全然取れていない…」
という方もいるでしょう。
カートがとれない原因としては、
- Amazon自体が販売している
- 売れるペースに対して出品者が多い
の2つがあるのでそれぞれの対応策を説明致します。
3-1-1.Amazon自体が販売している


Amazonは僕たちせどらーが仕入れた商品を販売してくれる非常に優秀なプラットフォームです。
と同時に、商品によっては、その商品をAmazon自体が販売することがあります。
他のせどらーが販売している商品よりも、Amazon自体が販売している商品の方がカートを取得する確率が高くなります。
Amazon自身で販売してしまったほうが、より多くの利益を得られますからね。
せどりをする上で1番のライバルはAmazonだと言っても過言ではありません笑
仕入れ段階でAmazon自身が販売していると分かった商品は、仕入れないのが無難です。
Amazon自身が販売しているかどうかは、モノレートで「アマゾン本体」にチェックを入れることで確認することができます。


「知らずに仕入れてしまった…」
「仕入れた時はAmazonは販売していなかったけど、いつの間にか販売してた…」
という場合もあると思います。
その時は、
- Amazonの価格よりも下げて無理やりカートを取得する
- Amazonでの販売を諦めてメルカリ・ヤフオクで販売する
上記2つの手段を取ることをおすすめします。
あまり値下げしすぎると赤字になってしまいますが、Amazonがライバルである以上は致しかたありません。
さっさと売り切ってしまって、別の商品の仕入れ資金に回したほうが無難と言えるでしょう。
3-1-2.商品が売れるペースに対して出品者が異常に多い
「Amazonが販売しているわけでもないのにカートが取得できない…」
この場合は、その商品が売れるペースに対して、出品者の数が異常に多いのが原因となります。
例えばこちらの商品。


PS4のコントローラーです。
こちらの商品は非常に人気で、新品なら1日2個のペースでバンバン売れていきます。
そんなPS4のコントローラーを出品しているお店がいくつあるのかと言うと…


なんと101もあります。
1つのお店しかとれないカートを、101ものお店が奪い合っていくんです。
Amazonのカートの獲得アルゴリズムは公式には公開されていませんが、仮に、
「4時間毎に順番に入れ替える」
というアルゴリズムだったとしましょう。
それでも、101店舗もあれば、カートを順番通りに入れ替えたとしても、404時間もかかってしまいます。
それに、いくら1日2個売れると言っても、売れるペースとしては「12時間に1回」であり、自分がカートをとっている間に買ってくれる保証はどこにもありません。
しかも、これはあくまでAmazonのカートのアルゴリズムが「順番通り」に入れ替わった場合の話です。
もしも、「そのお店の在庫がなくなるまでカートをとらせる」というアルゴリズムだった場合は、余計にカートの取得に時間がかかるようになります。
だから、いくら売れている商品でも、出品者が多すぎるとカートが取得できずに、思った以上に商品を売ることができなくなります。
商品を仕入れる時は、売れているかどうかを確認するのはもちろんのこと、他に出品者が何人いるのかを確認するのも大事になってきます。
「じゃあ出品者が何人のときなら商品を仕入れたらいいんだ?」
と思う方もいると思いますが、そこは商品の売れるペースによって違ってきます。
あくまで僕の基準ですが、商品の売れるペースが、
- 月1〜2:出品者0人
- 月5前後:出品者1〜2人
- 月10前後:出品者3〜4人
- 月20前後:出品者5〜7人
- 月30前後:出品者8〜10人
- 月60前後:出品者30人まで
であれば、問題なく売れる感じですね。
もし、あなたの販売している商品のカートがとれていない場合は、出品者の数も確認してみてください。
極端に出品者が多い場合は、赤字覚悟で一気に値下げして売り切るのも手です。
売れないまま放置して、在庫手数料を取られるよりかは幾分ましです。
4.せどりで仕入れた商品が売れない理由④:評価数が少ないから(中古品の場合のみ)


「モノレートで売れることを確認していて、商品説明もきちんとしている!だけど売れない…」
中古品を販売している人で、上記のように悩んでいる初心者の方は多いです。
仕入れた商品が売れることを確認していて、商品説明もきちんとしているのに売れないのは、あなたのお店の評価数が少ない故に売れないことが多いです。
例えば、あなたがAmazonでとある中古品が欲しいと思って検索をしたとします。
その商品には二人の出品者がいて、
- 値段・コンディションが同じ
- 写真もあり、どちらとも購入する気になる
- コメントも丁寧にかかれている
これだけだったら、得に何も考えることなく、どちらか目についた商品を買うと思います。
しかし、そこでその商品を販売しているお店の評価数が下記のようだったらどうでしょうか?


一方は評価数0で、もう一方は133件の評価(しかも97%の高評価)です。
こうなってくると、100人中100人の人は、評価の高いお店から商品を買うことでしょう。
評価が付いてないお店よりも、実際に商品を売って高い評価を貰っているお店の方が、お客さんから見て安心感がありますからね。
実際、僕自身もせどりをはじめたばかりの頃は、新品はよく売れましたが、中古品はなかなか売ることができませんでした。
中古品が売れ始めたのは、高評価が5くらいついてからでしたね。
それほど、中古品が売れるかどうかというのは、評価数が強く関わってきます。
4-1.評価数が少ない場合の対策法
「自分は評価数がないから中古品を販売することができない…」
と落ち込む必要はないですよ。
最初はみんな0なんですから。
評価がないのなら商品を売って評価を貰えばいい話です。
僕自身、せどり始めたてで評価が無かった時は、以下の方法で商品を売ってました。
4-1-1.低利益覚悟で値下げして売る
同じコンディションで、コメント欄も充実している場合は、評価数で購入を決められてしまいます。
そのときは、低利益覚悟で値下げして売ってしまうのも1つの手です。
中古品を購入するお客さんの真理としては、
「できるだけ安く購入したい…」
というのがほとんどです。
この心理を利用することができれば、たとえ評価が0でも商品を売ることができます。
もちろん、値下げした分は赤字になりますが、評価をいただくための投資だと思いましょう。
評価さえ貰えれば、ライバルの価格と同じ(もしくはそれ以上)で販売することができるので、しばしの我慢です。
4-1-2.誰も販売していない商品を売る
誰も販売していない商品であれば、評価数が0でも商品を買ってくれます。
評価数が0でも自分のお店しか売っていないのであれば、その商品が欲しいお客さんにとっては、選択肢は1つしかないからです。
それに、評価数0の状態で商品を販売することで高評価を得られる可能性もあります。
なぜなら、評価数が0故に、お客さんは期待していない状態であなたのお店の商品を買うからです。
そんなに期待していない状態で買ったけど、実際に届いた商品がすごく綺麗に梱包されていて、状態も申し分なかったらどうでしょうか?
とても嬉しいんじゃないでしょうか。
このように、期待していなかった分のギャップが生まれて、高評価をつけてくれる可能性もあります。
例え月1〜2のペースでしか売れていない商品も、他の出品者がいなければ必ず売れるので、狙ってみることをおすすめします。
4-1-3.売れやすい新品を売って評価を貰う
新品はカートさえ取得できてしまえば、評価数が0でも売れます。
その特性を利用して、最初は新品だけを売って評価を稼ぐのも手です。
特にせどり始めたての頃は、商品をいち早く売ってお金に換える実感を身に着けたいでしょうから、そういった意味でも新品を扱うことはおすすめです。
- 新品でいち早く商品を売る
- 評価をもらう
- 評価がたまった段階で中古品を扱う
評価数0から中古品を売るためのルートとして、上記のルートを辿るということですね。
5.せどりで仕入れた商品が売れない理由⑤:売れる時期が悪い商品を仕入れている
売れる商品には2種類あります。
- 年間を通して売れ続けるもの
- ある一定の期間(季節等)でのみ売れるもの
仕入れた商品が売れない場合は、後者の商品を仕入れてしまった可能性が高いです。
例えば、下記の扇風機をモノレートを使って、売れ行きを確認してみると…




このように暑い時期(6〜10月まで)はよく売れているけど、寒い時期(11〜5月)では暑い時期と比べて売れていないことが分かります。
上記の扇風機の例でいうと、
- 寒い時期の始まり(11月)に商品を仕入れに行った
- 扇風機が売っていたのでモノレートで確認
- 「直近3ヶ月」のデータを見てみたらものすごく売れていることが分かった
- 仕入れたけど、すでに時期を過ぎていたので売れなかった…
という感じで時期の悪い商品を仕入れてしまうわけですね。
時期の悪い商品を仕入れる人のほとんどは、「直近3ヶ月」の売れ行きしかみていないことが多いです。
だから、商品の仕入れをする際は、期間を直近3ヶ月ではなく、「すべて」を指定して確認することをおすすめします。
先程の扇風機でも、直近3ヶ月で見た場合は、


このように、ものすごく売れているように見えます。
しかし、期間を「すべて」に変えてみると、時期によって売れ行きが違うことを確認することができます。


こうすることで、商品が年間を通して売れているかどうかを判断することができ、時期の悪い商品を仕入れることはほぼなくなります。
5-1.売れる時期が悪い商品を仕入れた場合の対策法
売れる時期が悪い商品を仕入れてしまった場合は、
- 売れる時期が来るまで在庫を眠らせておく
- 売れる時期よりも値段を下げて売る
以上、2つの対策法があります。
基本的に時期に左右される商品は、売れる時期では高め、売れない時期では安めでその商品が売られています。
家電量販店を例にしても、夏は扇風機が大量においてあるけど、冬は値下がりした状態でちんまりした場所に置いてたりします。
この現象を利用することで、売れない時期に商品を大量に安い値段で仕入れて、売れる時期で一気に売ることができるわけです。
資金に余裕がないとできませんが、時期を利用して大きく収益をあげられるということは覚えておいて損はありません。
6.まとめ
今回は、せどりで仕入れた商品が売れない理由として、
- 需要がない商品を仕入れている
- 値付けを間違えている
- カートがとれていない(新品の場合のみ)
- 評価数が少ないから(中古品の場合のみ)
- 売れる時期が悪い商品を仕入れている
の5つをあげさせていただきました。
せどりは仕入れた商品を売って、原価分の差額で収益を得るビジネスです。
肝心の仕入れた商品が売れなければ何も始まりません。
せどりで仕入れた商品が売れない理由は、上記5つのどれかに必ず当てはまっています。
需要があり、値段も適切、カートが取れており、評価数も多い。
加えて、売れる時期に販売しているのであれは、売れないことなんてまずありえませんからね。
上記理由に加えて、それぞれの対策法も解説したので、実践するだけでもずいぶんと売れ行きが変わってくるのではないかと思います。
仕入れた商品を面白いくらい売ることができて、収益をあげられるという状況が実現できたら言うことはないと思います。
今回の記事の内容が、
「せどりで仕入れた商品が売れない…」
という悩みの解決の糸口になってくれれば幸いです。
それでは今回は以上になります。
ありがとうございました!
僕のことを知らない人はこちらのプロフィールを参考にしてください
◆借金1000万円の発覚からスタートしたせどり事業
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